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2025.09.27
ウィッグの耐久性について、どれくらいもつのか??
今回は、ウィッグの耐久性について、ご質問を頂きました。
私も、同じウィッグを約2年ほど使用しています。 消耗品とわかりつつも決して安いものではないので、
長持ちさせるポイントを詳しくお話しさせていただきますね。
ウィッグの耐久性について – あなたのウィッグがどれくらい持つかの真実
まずは率直にお伝えしたいのですが、
ウィッグの寿命というのは本当に様々な要因・特に気質や使い勝手によって大きく変わってくるものなんですね。
一概に「○年持ちます」とは言えないのが実情なんです。
毛質による違い – これが一番大きな要因です
人毛ウィッグの場合: 人毛ウィッグは、適切にケアしていれば約1年~1年半、
条件が良ければ2~3年も使えることがあります。実際に専門店のお客様の中には、
短髪の男性用ウィッグで4年近く使われた方もいらっしゃいます。
人毛は天然素材なので、丁寧に扱えば本当に長持ちするんですね。
人工毛ウィッグの場合: 一方で人工毛のウィッグは、半年~2年半程度が目安となります。
面白いことに、人工毛の方が人毛より長持ちする場合もあります。
これは化学繊維の特性によるもので、色褪せや質感の変化に強いからなんですね。
使用頻度が与える大きな影響
ここからが重要なポイントなんですが、毎日使うかどうかで寿命は劇的に変わります。
- 毎日使用する場合: 約1年~1年半で傷みが気になり始める
- 週に数回程度の使用: 2年以上は十分持つ
- たまに使う程度: 適切に保管していれば3年以上も可能
毎日通年使用した場合の寿命は「2年~2年半ほど」とされています。
特に入浴や、就寝時などで着けたままか、外しているかで大きく変わります。
やはり外した方が痛みはすくなく長持ちさせられます。
ずっとつけている全頭のウィッグ(フルウィッグ)の場合、
早いと半年持たずして痛みや、毛量の減少が気になる方もいらっしゃいます。
何が原因でウィッグは劣化するのか
実際にウィッグを使っていると、こんな変化が現れてきます
- 毛の質感の変化 – パサつきやテカリが出てくる
- 色褪せ – 紫外線や摩擦により色が薄くなる
- 抜け毛の増加 – ブラッシング時に毛が多く抜ける
- ボリュームの減少 – 全体的にペタンとした印象になる
- 絡まりやすくなる – 静電気が起きやすくなったり、もつれる
専門家によると、ウィッグの毛は生え変わることがないため、
毛根と繋がっておらず栄養がいきわたらないため、
2年間使い続けると必然的に劣化が進むとのことです。
長持ちさせる秘訣 – これを知っているかで大きく変わります
日常のケア
- 使用前後には必ずウィッグ用ブラシでブラッシング
- 毛先からとにかく優しく、絡まりをほぐすように
- ウィッグ専用のケアスプレーを使用
洗浄とメンテナンス
- 月1~2回程度、ウィッグ専用シャンプーで洗浄。毎日洗うことはできるだけ避ける。
- 人工毛の場合は柔軟剤を使うことでサラサラ感をキープ
- 洗った後は自然乾燥で、ドライヤーは極力避ける
保管方法
- 専用スタンドに掛けて型崩れを防ぐ
- 直射日光や高温多湿を避けた場所に保管
- 使わない時は通気性の良い場所で保管
これらのケアを適切に行うことで、
ウィッグの寿命を大幅に延ばせると述べています。
現実的な買い替えタイミング
経験豊富なユーザーの方々のお話を聞くと、
2つのウィッグを交互に使うという方法を取られている方もいらっしゃいます。
これによって、それぞれのウィッグの使用頻度を半分にでき、
結果的に長持ちさせることができるんですね。
片方をメンテナンスしている時も連続使用が可能な「2つ持ち」を推奨しており、
これにより個々のウィッグの寿命を延ばせるとアドバイスしています。
まとめ
ウィッグの耐久性は、毛質、使用頻度、お手入れ方法、保管状態によって大きく左右されます。
人毛で1-3年、人工毛で0.5-2.5年が目安ですが、適切なケアを行えばこれらの期間を延ばすことも十分可能です。
重要なのは、「ウィッグは消耗品」という認識を持ちつつ、日々のケアを怠らないこと、保管方法に注意する事。
そうすることで、お気に入りのウィッグを最大限長く、美しい状態で使い続けることができるでしょう。
スタイリングウィッグでは、長持ちさせる方法についてご相談も承っております。
気になる方はぜひご質問頂けると幸いです。
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