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2025.08.24

大手サロンに通ってみて感じた違い、その③価格設定について

こんにちは!今回は価格設定の違いについて感じたことをお話していきます。

大手ウィッグサロンとスタイリングウィッグの価格設定って、

単純に高い・安いの違いじゃなくて、価格構造そのものが違いました。

大手その①の価格構造

本当に複雑な価格体系になってるんですが、比較しやすいところでお話していきます。

初期費用

  • 人工毛: 1本あたり66円〜
  • 5,000本で330,000円
  • 取り付け料金: 1,100円/250本
  • 月々27,500円(12分割の場合)

月額メンテナンス費用

  • 取り付け費用: 2,000円(400本分)
  • シャンプー代: 1,000円〜
  • カット代: 2,000円〜
  • メンテナンス代: 2,500円

合計月額: 32,260円

大手その②の価格構造

初期費用:

  • 人工毛: 1本あたり40〜100円
  • 5,000本で300,000円(1本60円計算)
  • 月々25,000円(12分割の場合)

月額メンテナンス費用:

  • 取り付け費用: 2,000円(400本)
  • メンテナンス代: 2,500円(カット料金)

合計月額: 29,500円

年間総費用の実態

これを年間で計算すると

  • 大手サロンその①: 初期330,000円 + 年間387,120円 = 717,120円
  • 大手サロンその②: 初期300,000円 + 年間354,000円 = 654,000円

これは毎年かかる費用なんです。

スタイリングウィッグの価格構造

シンプルで明確な価格設定

購入プラン:

  • 部分ウィッグ: 198,000円(買い切り)
  • フルウィッグ: 248,000円(買い切り)

サブスクプラン:

  • 部分ウィッグ: 初期50,000円 + 月額12,000円
  • フルウィッグ: 初期50,000円 + 月額15,000円

年間費用比較(部分ウィッグ):

  • 購入プラン: 198,000円(買い切り)
  • サブスクプラン: 50,000円 + 144,000円 = 194,000円

価格差の実態

1年目の費用比較

大手かつらウィッグサロン スタイリングウィッグ(購入) スタイリングウィッグ(サブスク)
初期費用 330,000円 198,000円 50,000円
年間維持費 387,120円 0円 144,000円
年間総額 717,120円 198,000円 194,000円

なんと、3.7倍もの価格差が!

3年間の累積費用

大手サロン スタイリングウィッグ(購入)
1年目 717,120円 198,000円
2年目 387,120円 0円
3年目 387,120円 0円
3年合計 1,491,360円 198,000円

しかも3年で7.5倍の差!これはもう別次元の価格設定ですね。 

スタイリングウィッグでは、2個目、3個目のウィッグが毎年買えてしまいます。

価格設定の背景にある戦略の違い

大手:「医療・治療モデル」の価格戦略

継続課金型ビジネスモデル:

  • 初期投資で顧客を「囲い込み」
  • 毎月のメンテナンスで継続収益確保
  • 「やめられない」構造を作る

これって、まさに医療保険と同じ考え方なんです。

高額設定の根拠:

  1. R&D投資: 莫大な研究開発費
  2. 広告宣伝費: テレビCM、有名人起用
  3. 店舗運営費・固定費: 全国463店舗
  4. 人件費: 専門カウンセラー、技術者
  5. 設備投資: 専用機器、システム

スタイリングウィッグ:「美容・ライフスタイルモデル」の価格戦略

適正価格設定の考え方:

  • 実際の価値に見合った価格
  • 継続的な関係性を重視
  • お客様の経済的負担を配慮

コスト構造の違い:

  1. 広告費: 口コミ中心、最小限の宣伝
  2. 店舗: 既存の個室美容室活用でコスト削減
  3. 人件費: 美容師の本来業務の延長
  4. 中間マージン: 直接取引でコスト圧縮

■普通の美容室代との比較

一般的な美容室の料金相場

美容室料金の全国平均

  • カット: 3,500〜4,500円
  • カット+カラー: 8,000〜11,000円(地域差あり)
  • カット+カラー+パーマ: 12,000〜18,000円

月1回利用で年間費用:

  • カットのみ: 42,000〜54,000円
  • カット+カラー: 96,000〜132,000円

スタイリングウィッグとの比較

スタイリングウィッグ(サブスク)

  • 月額12,000〜15,000円
  • カット、カラー、パーマ全て込み
  • 普通の美容室+α程度の料金

大手ウィッグサロン

  • 月額29,500〜32,260円
  • 高級美容室の2〜3倍の料金

価格設定の心理的アプローチの違い

大手サロンの価格心理戦略

「高価格=高品質」の刷り込み:

  • 「40万円だから良いものに違いない」
  • 「高いから効果があるはず」
  • 「安いと不安」心理の利用

「分割錯覚」の活用:

  • 月額表示で高額感を薄める
  • 「月々3万円なら何とかなる」

「囲い込み」戦略:

  • 高い初期投資でやめにくくする
  • サンクコスト効果の利用

スタイリングウィッグの価格戦略

「適正価格」の訴求:

  • 「同じ品質でなぜこんなに安いのか」
  • 透明性のある価格説明

「美容室延長」感覚:

  • 日常的な美容代の範囲内
  • 特別感よりも身近さを重視

隠れたコスト構造の違い

大手の「見えない費用」

追加オプション費用:

  • 特別なシャンプー: 月1,000円〜
  • カラーリング: 別料金
  • 特殊ケア: 別料金
  • 交通費: 専用サロンまで

機会損失:

  • 月2回のサロン通い時間
  • 予約調整の煩雑さ
  • 「バレる」心配のストレス

スタイリングウィッグの「見えない価値」

追加価値:

  • 普通の美容室でOK(交通費節約)
  • 時間的自由度が高い
  • 精神的な楽さ
  • 家族にもオープンにできる

ビジネスモデルの根本的違い

大手:「ストック型」ビジネス

特徴:

  • 顧客を長期間拘束
  • 毎月安定した収益確保
  • 初期コストを長期で回収
  • 顧客のスイッチングコストが高い

問題点:

  • 顧客の経済的負担が重い
  • やめたくてもやめられない構造
  • 価格競争が起きにくい

スタイリングウィッグ:「フロー型」ビジネス

特徴:

  • 顧客満足度で勝負
  • 適正価格での価値提供
  • リピート率向上に注力
  • 顧客の選択自由度が高い

メリット:

  • 顧客の経済的負担が軽い
  • 透明性の高い価格設定
  • 健全な競争環境

モニター価格の意味するもの

スタイリングウィッグのモニター価格

  • 部分ウィッグ: 198,000円 → 33,000円
  • フルウィッグ: 248,000円 → 55,000円

広告費を全て省いたプランでここまでできる。

価格設定から見える企業思想

大手の価格思想:「医療・治療」モデル

  • 薄毛は病気 → 高額治療費も仕方ない
  • 専門性の対価 → 高額料金の正当化
  • 継続治療 → 長期間の収益確保

スタイリングウィッグの価格思想:「美容・ライフスタイル」モデル

  • 髪型はファッション → 適正な美容代
  • 美容師の技術 → 妥当な技術料
  • 楽しむもの → 継続可能な価格

結論:価格設定に現れる根本的価値観の違い

大手薄毛サロン: 「問題解決・治療にはお金が必要」 

スタイリングウィッグ: 「人生をもっと楽しくする、自分への投資」

大手サロンの価格設定を見ると、

「本当は、こんなに高くする必要あるのかな?」という疑問を感じざるを得ません。

同じクオリティなら、なぜ7倍も価格が違うのか。

それは、ビジネスモデルと企業思想の根本的な違いなんでしょうね。

結果として、選ぶ人によっては、

「同じような結果を、はるかに安く、もっと楽しく得られる選択肢がある」

ということが、この価格検討で参考にしていただけたら幸いです。