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2025.07.10
ウィッグカットで気をつけていること。自然さのカギは“ちょっとしたこだわり”!
こんにちは!
ウィッグを購入されたお客様の中には、
「カットって必要なんですか?」とか
「美容室で切ってもらっても大丈夫ですか?」なんて質問もよくいただきます。
結論から言うと、ウィッグのカットはめちゃくちゃ大事です!
既製品のままだと、“ウィッグ感”が出てしまうことも…。
今回は、私たちプロがウィッグのカットで気をつけていることを、わかりやすくお話ししていきますね。
① 地毛とのなじみを最優先に考える
まず、何よりも大事なのが**「地毛とのなじみ」**です。
部分ウィッグの場合は、地毛がある程度残っていることが多いので、
ウィッグの毛と地毛の長さ、ボリューム、質感が自然につながるようにカットする必要があります。
ここで大事なのが、「ウィッグだけ切る」ではなく、地毛と全体のバランスを見ること。
特にサイドや後頭部など、周囲との境目が目立ちやすい部分には細心の注意を払っています。
▼例えばこんなケース
・地毛が直毛だけどウィッグが軽くカールしている
→ウィッグのカールを軽くストレートに近づけてからカットします。
・地毛が毛量少なめなのにウィッグの毛量が多すぎる。
→ウィッグの毛量を減らしてなじませます。
こういった細かい調整が、ウィッグっぽさをなくすカギなんです。
② 不自然な厚み・段差を取り除く
既製品のウィッグは、基本的に“誰にでも合うように”作られているので、
毛先のラインがそろいすぎていたり、毛量が多すぎたりすることもあります。
これをそのまま被ると…「あ、ウィッグだな」ってすぐにバレちゃうんです。
だから私たちは、すきバサミやレザーを使って
・毛先に動きをつける
・ボリュームのメリハリを作る
・段差をなじませる
という工程をじっくり行います。
ちなみに「すきすぎ」もNG。毛が少なすぎると逆に不自然になるので、
どこをどのくらい軽くするか?のさじ加減がプロの腕の見せ所です!
③ 生え際やつむじ部分は特に慎重に
生え際やつむじって、実は人から一番見られているパーツです。
そして、この部分こそ「ウィッグかどうか」がバレるかどうかの分かれ道。
なので、ウィッグのつむじ周辺や生え際のカットは、1ミリ単位で調整します。
▼こんなところにこだわってます
・つむじから前髪にかけて、自然な立ち上がりが出るように
・額の形に合わせて生え際ラインを調整
・顔周りの産毛風カットでナチュラル感アップ
特にメンズの場合、「おでこが広め」「M字気味」「前髪のボリュームが気になる」といった悩みが多いので、
それぞれの方に合わせてオーダーメイド感覚で微調整しています。
④ スタイリングを前提にカットする
カットはゴールじゃなくて、スタイリングを前提に仕上げます。
ウィッグは地毛と違ってスタイリングがしにくい部分もあるので、
「セットしやすいようにカットしておく」ことが大事なんです。
たとえば、
・ドライヤーで立ち上げやすい前髪にする
・ワックスで束感が作りやすい毛流れをつくる
・寝ぐせっぽく見えないように、自然な方向にカットする
というふうに、毎日のセットが簡単になるように工夫しています。
これにより、朝のスタイリング時間が大幅に短縮されるので、
「地毛よりも楽!」と喜ばれることが多いんですよ。
⑤ 「その人らしさ」を大事にする
最後に一番大事なのは、その人に似合っているかどうかです。
せっかくウィッグをかぶるなら、
「カッコよくなった」「自信が持てるようになった」って思ってもらいたいんです。
だからカットの前に必ず
・顔の形
・普段の服装や雰囲気
・仕事やライフスタイル
などもヒアリングします。
そうすることで、「ただのカット」ではなくて
その人にピッタリの“ヘアスタイル”として仕上げることができるんです。
実際にお客様からもこんな声をいただいています👇
「最初は緊張してたけど、仕上がった時に“これ、自分の髪みたい!”って感動しました」
「ウィッグをかぶることで前向きになれた。カットの力ってすごいと思いました」
こういう言葉をいただくたびに、「もっと良いウィッグを作ろう!」って思えるんです。
まとめ:ウィッグカットは“命”。信頼できるプロに任せて!
ウィッグって、ただかぶるだけじゃなくて、カットとスタイリングで“命”が吹き込まれるものだと思っています。
だからこそ、ウィッグを買った後は、
ウィッグカットを得意とするサロンでの調整をおすすめします。
もし、「自分に合うスタイルがわからない」「自然に見えるか不安」って方がいたら、
ぜひ一度ご相談ください。あなたにピッタリのスタイルをご提案しますよ!
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