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2025.08.23

ウィッグの破損しやすい部分とは?専門家が本音で解説

ウィッグを使い始めると「どの部分から傷みやすいの?」って気になりますよね。実際、僕のところに相談に来られるお客様の多くが、同じ部分の破損や劣化に悩んでいます。
今回は、ウィッグが破損しやすい5つの代表的な部分を、僕の経験を交えて分かりやすく解説します。


① 前髪の生え際部分

ウィッグフロント部分

まずは一番トラブルが多い 前髪の生え際部分
ここは「自然さを演出するために薄く作られている」んですが、その分とてもデリケートなんです。

特に破損が多いケースは…

  • 接着剤を強引に剥がしてしまう

  • 毎日のブラッシングで引っ張りすぎる

  • 整髪料をつけすぎて硬くなり、毛が折れる

「以前リムーバーを使わずに前髪を外したら、ベースごと毛が抜けてしまったことがあります…。本当にショックでした。」という声も。

対策としておすすめなのは

  • リムーバーを必ず使って丁寧に外す

  • 整髪料は“手で馴染ませる程度”にする

  • ブラッシングは毛先からやさしく

生え際は一番目立つ部分なので、ここを守ることはウィッグ全体の印象を守ることにつながります。


② トップ(つむじ)部分

人毛ウィッグ

次に壊れやすいのは トップ=つむじ部分
ここは紫外線や摩擦の影響を一番受けやすいんです。

特に夏場は直射日光で髪が乾燥し、パサパサになったり色褪せたりしやすい。さらに、帽子の摩擦や、無意識に手で触ってしまうことも劣化の原因になります。

僕のお客様でも「つむじ部分がテカテカして不自然になってきた」という声はよくあります。これは毛の劣化だけでなく、ベースが擦れて光を反射してしまうことも原因です。

僕が実践しているケア

  • UVカットスプレーを使う

  • ドライヤーは冷風メイン

  • 不要に触らない

トップはウィッグの「命」ともいえる部分。自然さを長持ちさせるためには、とにかく“紫外線対策”と“摩擦対策”が必須です。


③ ピン留め具の劣化

ピン

意外と見落とされがちなのが ピン留め具の劣化
部分ウィッグを使っている方は特に、このピンが緩んだり折れたりするトラブルが多いです。

金属ピンは使うたびに開閉するので、どうしてもバネが弱ってきます。結果、「カチッと留まらない」「浮いてしまう」といった不具合が出てくるんです。

僕のお客様でも「ウィッグ自体はまだまだ使えるのに、ピンがダメになって固定できない」というケースがよくあります。

僕のアドバイス

  • ピンは消耗品と割り切る

  • 劣化したら早めに交換する

  • 強引に開閉せず、やさしく扱う

実際、ピンの交換だけなら修理費も安いので、無理に使い続けるより早めにメンテナンスに出したほうが安心です。


④ 抜け毛

ブラシ

ウィッグの破損で一番分かりやすいのが 抜け毛
特に「ブラッシングしたらごっそり抜けた!」なんて経験をした方も多いと思います。

原因はいろいろありますが…

  • 力任せのブラッシング

  • 接着剤の使いすぎ・剥がし方の雑さ

  • 髪の結び目が緩んできた

僕も、メンテナンスに来られたお客様のウィッグを見て「これは半分くらい毛がなくなってるな…」ということも。

抜け毛を防ぐ工夫

  • ブラッシングは“毛先から”丁寧に

  • 専用のコームを使う

  • 定期的にメンテナンスで結び直し

ちなみに、抜け毛が出てきたからといって即買い替えではなく、プロなら部分的な増毛修理が可能です。これはぜひ知っておいてほしいポイントです。


⑤ 毛先のダメージ

ウィッグ

最後に紹介したいのは 毛先のダメージ
特に人毛ウィッグでは「枝毛」「パサつき」「絡まり」が起きやすいです。

原因はシンプルで、毛先は摩擦を一番受けやすい部分だから。襟元の服、寝具、風…すべて毛先にダメージを与えます。

冬にマフラーをして出かけた後、毛先がゴワゴワになってしまうこともあるので注意が必要です。人工毛なら静電気で広がりやすいし、人毛なら乾燥でチリつきやすい。

僕のケア習慣

  • お風呂上がりにしっかりトリートメント

  • ナイトキャップやシルク枕カバーを活用

  • ダメージがひどい部分はカットで整える

毛先は「清潔感」を左右する部分なので、ここが綺麗だと全体の印象が一気に良くなります。


まとめ|壊れやすい部分を知って長持ちさせよう

今回紹介した破損しやすい部分を振り返ると…

  1. 前髪の生え際部分

  2. トップ(つむじ)部分

  3. ピン留め具の劣化

  4. 抜け毛

  5. 毛先のダメージ

どれも「自然さを出すために繊細に作られている部分」なんです。だからこそ壊れやすい。

僕がいつもお客様にお伝えしているのは、
「ウィッグは使い方次第で寿命が大きく変わる」 ということ。

丁寧に扱えば3年以上もつ場合もあるし、雑に扱えば半年でダメになることもあります。壊れやすい部分を知って意識するだけで、ウィッグとの付き合い方はぐっと楽になりますよ。

ウィッグは消耗品ではありますが、“ただの道具”ではありません。自分らしく過ごすための相棒です。だからこそ、ぜひ大切に扱って長く付き合ってあげてくださいね。

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